新人看護師さんの中で、せっかく看護師になったのに仕事ができない。
先輩看護師が怖い、仕事がつらいと感じることはありませんか?
看護師としての仕事は嫌いじゃないです。
できるようになりたいけど、でも、心がついていかなくで
どうしたらいいのかわかりません~
仕事がつらい・・・
休みたいです。もうやめたいんです。
こんな悩みがあると思います。
看護師16年目以上の私がつらい時、休みたいと感じるときに自分の心と体を守り、仕事のモチベーションを高めるコツをお伝えしたいと思います。
看護師として、求められる能力って何でしょうか?
アセスメント能力・調整力・コミュニケーション能力など・・あげれなきりがないです。
患者さんとのやりとり、医師などとのコミュニケーションやコメディカルスタッフとの関わり
同僚や先輩・後輩看護師との関わりなど、人に関することが多いですね。
人に関わって仕事をする職業なので、当然かもしれません。
いろんな能力を持ってできる方がいいと思いますが、人には苦手な分野と得意分野があります。
そして、その出来事がスムーズにいかないと、かなり落ち込みますよね。
私も、よく悩んでいました。看護師なら一度は通る道ですね。
そんなときは、自己肯定感が低くなりがちです。
自己肯定感とは
自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。自己肯定感とは「自分の存在そのものを認める」感覚であり、「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的、好意的に受け止めることができる感覚」のことで、「自分が自分をどう思うか」という自己認識が自己肯定感を決定づけています。
一般社団法人 セルフエスティーム普及協会
自己肯定感が低いと「私なんてダメだ」と思ってしまいがちです。
自己肯定感が高められると「私にもできそう。大丈夫」などモチベーションUPにもつながりますね。
自己肯定感を高めて、仕事がつらい・休みたときに、自分の心を守るコツをお伝えできればと思います。
この記事はこんな方に向けて書いています。
・新人看護師さんで仕事がつらい・やめたいと思っている
・看護師の仕事は辞めたくない。でも忙しすぎて、嫌になっている方
・看護師としてスキルアップを考えている方
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できないことだけではなく、できることにも目を向ける
看護師になり10年以上経ちましたが家に帰ってからも「なんでできなかったんだろう」
「どうしたらスムーズにできたんだろう」など落ち込むこともあります。
10年以上たってもそう思うので、新人看護師さんは余計に感じますね。
新人看護師さんを指導していて感じることがあります。
「そこまで自分の首を自分でしめなくても大丈夫だよ~」と思うことがあります。
「できなくて患者さん、先輩に申し訳ないです」というセリフを聞くことがあります。
そんな時は、先輩看護師を頼ってください。誰でも、1年生です。
私も、数多くの先輩看護師さんに助けられました。
最初はできないこともあったと思いますが、今はできていることが増えていませんか?
できることを少しずつ増やしていけるようにしていきましょう。
ぜひ、頼れる先輩を見つけてみてくださいね。
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比べるべきは周りではなく過去の自分
他人と比べても、できない自分を強く感じてしまい落ち込んでしまうことがあります。
人間ですから、得意・不得意があって当然です。
そんな時は、周りと比べて自分が劣っていると感じることもありますよね。
「先輩のようにできません」と言われることもあります。
ちょっと考えてもらいたいのですが、経験してきた年数・出来事も違いますよね。
1年生のうちからスムーズにできるとは正直、思っていませんよ。
正直、できなくて当然だと感じていますよ。
成長してほしいと感じているので指導するのです。
本当に比べるのは、過去の自分です。
昨日の自分よりも「今日はこんなことができるようになった」
「前よりもこんなことが分かるようになった」と感じることが大事ですよ。
振るのも仕事のうち
看護師はチームで働いています。1人で5~6人の受けもち患者さんを担当しますので
1人でできることは正直、限界がありますよね。
看護師はどうしても、職業上いろんな能力を求められてしまうのです。
そして、幅広い知識と確実な技術と様々な経験が求められます。
仕事が忙しくなり、やることが増えてくると、1人で仕事を抱え込みがちになります。
そうすると、仕事が終わらない、やることが時間で終わらない状況になります。
「もう辞めたい」「自由な時間がない」ということになってしまうのです。
誰でも人間なので苦手・得意はあります。
自分は苦手だけど、他の人は得意で難なくこなすということがあるはずです。
スムーズに仕事を進めるためにも、協力を仰ぎ、抱え込みすぎないのもポイントだと思いますよ。
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仕事も大事だけど、自分も大事
看護師という職業上、どうしても看護学生時代から奉仕の心を教育で教えられます。
「患者さんのために」とも思う気持ちは十分に理解できます。
看護師になったからには、病気で困っている人の助けになりたいと感じることもありますからね。
医療現場は慢性的に人材不足と言われています。自分が休んだら迷惑がかかってしまう。
そう感じるのも無理はありません。
しかし、自分という資産があるから働けるという認識をもってほしいのです。
患者さんも大事ですが、自分の体・心も大切です。
自分という資産は大事にしよう。
経験はあとからついてくる
看護師の経験が浅いうちは、「何年目ですか?」と他の看護師から気かけれることもありました。
だいだい、3年目くらいで1人前と意識があるからでしょうかね?
しかし、私は年数よりもその人がどんな風に仕事に向き合い、どんな風に自己研鑽してきたかが重要だと感じています。
経験を積んでいても「本当に何年も看護師さんしてる?」と思う方もいるのは事実ですね。
看護師を続けていれば、経験は積みあがっていきます。
仕事ができるようになりたいと思い頑張る姿は、何者にも得られない財産になります。
まとめ:自己肯定感を高めて仕事に生かそう
こんなことを書いている私ですが、今でも落ち込むときはあります。
そんなときは、これを思い出してもう一度、初心に立ち返れるようにしていますよ。
・ できないことだけではなく、できることにも目を向ける
・比べるべきは周りではなく過去の自分
・ 比べるべきは周りではなく過去の自分
・ 振るのも仕事のうち
・ 仕事も大事だけど、自分も大事
・経験はあとからついてくる
正直、新人時代は誰でもあります。
指導をしている看護師もいろんな経験をしてきているのです。
落ち込むときもありますが、自己肯定感を高めていくことでモチベーションUPや自信にも
つながっていきますよ。
大変なこともありますが、看護師を自己肯定感を高めて看護師の仕事をしてもらえたらと思っています。
記事を書いてみて、今でも「もう看護師辞めたい」と何度も思うことがあります。
自己肯定感を高めても、職場の雰囲気が合わないなどもあるので無理はしすぎないでください。看護師として自分を必要としてくれる場所は案外あります。
異動するなり、職場を変えるのも手ですので、自分の心・体を大事にしながら看護師人生を歩んでほしいと思います。
なにか参考になればうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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