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業務中に「あっ!忘れた」
「時間でやる指示だったのにやってしまった」ということはないですか?
いろいろやることが多すぎて、忙しくてつい忘れてしまうんです。
いろんなことを時間でこなさないといけないので、とにかく毎日が忙しい。
忘れると、インシデントにつながるので怖いんです。
こんな悩みがあるのではないでしょうか?
看護師16年目以上の私が、私なりの忘れないコツをお伝えします。
看護師の業務っていろいろありすぎて、毎日が時間との勝負だと思っています。
業務が多いんですよね。
具体的には、清拭をしたり、バイタルサインを測ったり、OPE出ししたり、検査出し・・・
それ以外にもトイレ介助、家族の対応、医師の指示受け、ナースコール対応、電話対応・・・
*清拭:体を拭くこと
*バイタルサイン:生命兆候のこと(血圧・体温・脈・酸素飽和度を測定する)
*OPE出し:手術室に送迎すること
入院が来たり、食事の時間になったり、血糖を測る時間になったり、点滴をしたりコメディカルとの調整があったり毎日大忙しですよね。
そして、時間でやるべきことも多すぎて、パニック状態になることもあると思います。
1つのことに集中してできるわけではないので、いろんなところから呼ばれたりマルチタスクが求められると思っています。
そんな時に限ってやることが多くて確認忘れたり、「あっ、忘れた」ということも多いです(汗)
誰しも、看護師なら一度はあるんではないでしょうか?
時間でやるべきことを忘れてしまったり、確認することを忘れてしまったりすることがあります。
忙しく業務をする上でも、やることを忘れないコツをお伝えします。
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この記事はこんな方に向けて書いています。
・新人看護師さん
・ついやることが多すぎて、忘れてしまうが、忘れないようなコツを知りたい方
・時間内に仕事を終わらせるように時間管理したい方
仕事を忘れないための「やることリスト」
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新人時代はよく先輩から声をかけてもらい「これやったの?確認したの?」と言われることが、多くありました。それでも、忘れてしまうこともありました。
「私、なんで忘れちゃんだろう・・・」といつも自責の念にかられていました。
周りの先輩たちを観察してみると身近に、時間でやるべきことや時間内に業務をこなして、なおかつ、確認すべきことを忘れないスーパーナースがいました。
それは私のプリセプターでした。
私のプリセプターが、やることリストを作っていたのです。
プリセプター(ぷりせぷたー)とは、新人看護師をマンツーマンで指導・支援する看護師のことである。新人看護師に知識や技術を伝えることを通して、自身の知識や技術の向上を図ることができ、プリセプターは新人看護師と共に自分自身も成長できるというメリットがある。また、プリセプターは、新人看護師にとって知識・技術を教えてくれる人というだけでなく、質問したり相談できたりする人であり、不慣れな環境での拠り所にもなる。
看護ROO出展
看護師をして16年以上たちましたが、今でも、業務をしていくときはこれを作ってます。
やっていくうちに、何となく時間管理をしなくちゃという思いに駆られて現在に至ります。
やることリストは分かったけど、そんなにいいことあるのでしょうか?
やることリストのメリット
1.書き出すことによって、優先順位が分かる
2.やることが多くても何からやらなきゃいけないのかが視覚で明確になる
3.時間によって自分だけではできないこともあるので、周りの協力を求めやすい
視覚で明確になるので、やることを忘れるということは少なくなります。
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やることリストはどうやって作るんでしょうか?
やることリストの作り方
自分が出勤したときに、受け持ち患者さんの情報ってとりますよね。
その時に、紙に時間ごとにやることを書き出すんです。
そして、自分なりのタイムスケジュールと、今日にうちにやることリストを作ります。
例えば・・・
9時 点滴
清拭 ●●さんシャワー浴 *点滴の時には声をかける
点滴を詰める *9時40分までには準備する
検査出し
11時30分 血糖測定
12時 尿量測定
15時 点滴
16時 受け持ち見回り・記録・最終確認
時間でやることを書き出し、大事なところや時間がかかりそうなことは色わけしておきます。
そこに自分がどのくらい時間がかかりそうなどを考えて、いつぐらいからやり始めるなども
書いておくといいかもしれません。
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やることリストの活用方法
業務中は、自分の書いたやることリストと行動します。
終わったら、チェックをしたり、実際に書き込んだりしていきます。
また、何か依頼を受けたときや状況が変化したときは、その都度書き込みます。
そうしていくことで、優先順位も分かってきますし、業務がスムーズに進みやすいです。
新人の頃は、プリセプターにタイムスケジュールをみてもらって1日行動していましたね。
自分がプリセプターになった時も、プリセプティとタイムスケジュールを立てて一緒に行動していました。
プリセプティー(ぷりせぷてぃー)とは、新人看護師のことである。先輩看護師のことをプリセプターと呼び、プリセプターが現場でプリセプティーを教育する現場教育訓練(OJT;on the job training)制度のことをプリセプターシップという。プリセプターシップはマンツーマン方式での教育のため、プリセプティーにとっては安心感が得られ、リアリティショックの予防、または軽減につながるというメリットがある。
看護ROO出
やることリストをオススメしてますが、私の失敗談もあります。
過去の失敗例
1.タイマーをかける
タイマーとかよくかけてましたが、「これをやってからやろう」と思っていると忘れてしまったりすることがありました。
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タイマーが鳴ったら止めてしまって、そして次には忘れてしまうのです。
2.手に書いたり、テープに書いたりして手に貼る
手は手洗いの回数・消毒の回数が多いので、消えてしまうんですよね。
そして、手も汚れて見栄えが良くないのです。
そして、どうしても煩雑になりがちです。
そして、何かやることでいつまでにやらなければいけないのか、分からなくなってしまうのが悩みでした。
先輩看護師もいろんなことがあって、工夫して看護師を続けてきたんですね。
まとめ
人間は忘れる動物です。
忘れないようにしようと気をつけないかぎり忘れてしまうのです。
そのためには
・やることリストの活用
・時間でやることを紙に書き、それとともに行動する。
・重要なこと、時間がかかりそうなものは色分けしておく。
やることリストを作ってみるのは、業務の効率化を図っていくうえで必要です。
記事を書いてみて、本当に、新人時代はいろいろありました。
身近にいるすごいって人のをマネして勉強するのも大切ですね。
やることリストを作って、「忘れた!」が少なくなればうれしいです。
なにか参考になればうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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